地球連邦図書館 宇宙の果て分室 > 第3回BOOKFAIR > 宇宙戦艦ヤマト『復活篇』特集

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宇宙戦艦ヤマト『復活篇』にひとこと

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ポトスのつぶやき
 宇宙図書館、管理人のポトスです。
 私にとって2009年はYAMATO Yearでした。ヤマトに始まり、ヤマトに終わった。『復活篇』は私にいろいろなものを見せてくれたのです。
 20年ぶりにヤマトがあの大きなスクリーンの中で動いているのを見たとき、大袈裟でも何でもなくぼろぼろと涙が出ました。あの感激はこの先も決して色褪せることはないでしょう。
 ヤマトはヤマトだった。
 まずそう想い、そして様々なものが去来し、しばらくの期間、私はヤマトとの距離をはかりかねていました。とても不思議な感覚でした。あれは何だったのだろう、と今でもよくわかりません。
 真田さんのとった行動を、私は私なりに解釈し納得しました。
 16年経っても、真田志郎が真田志郎であったように、ヤマトはヤマトであったと思いたい。続編を、或いはTV版を、心から待ち望んでいます。
18 MAR 2010
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綾乃からのエール
 “ヤマト”本艦が好きです。きっと乗っている人々やそれを支えた人々も、敵すらも含めて「ヤマトそのものが好き」なんだろうなと自覚した綾乃でした。
 
 本当に続編が出来るのだったらサイト閉鎖しまっさ。とOpen当初に言っていましたのでいろいろ誤解を招く部分もありましたけど、ずっと「本編標榜」できました。ですから本編の続きができたらもちろん「それが続き」でございます。しかし、「ほんまにやるのん?」という科白が飛び交った春、YPで「あぁほんまやったんや」と思い、一気に夏から秋は駆け抜けた気がしています。なによりも、予告編の画像と科白に涙し、某A様のコンサートで画面に大写しされた移民船団と宇宙空間、そうして立ち上がったヤマトの姿を見た時に、滂沱の涙が沸き、あぁやはりヤマトはヤマトだ、と自覚するに至って、もちろん前に述べましたように「毒くらわば皿まで」でございます。
 
 もちろん、予告編が出、公式ウェッブに詳細な設定やストーリーが発表された10月10日以前には、「島次郎くんが操縦桿握ってたらどうしたらいいんだろう」「真田さんの処遇は」「佐渡先生は」「新乗組員は…」(古代進に関してはある程度、仔細に語られていたのであまり心配していなかったのですが)…というような個人的葛藤はありましたとも。ですが、いろいろ聞くにつれ、期待の方が大きかった。
 
 『復活篇』−−ともかく12月12日に“発進”して、あぁよかった。とホッとしたのはどういう心境だったんでしょうね。作品に関して、いろいろ意見はあります。blogなどでもぶっちゃけ個人的意見は申し上げました。ですが、「復活篇・応援しています、ヤマトですから」それに尽きます。
 
 コダイススム、がんばってください。38歳のお髭のキミも素敵だよ。…あとは、加藤四郎がどうしているのか、ひたすら心配なばかりです。
 
(あ。)18 MAR 2010
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りいちんの書簡
古代くん&雪ちゃんファンの私です。
復活編の話が出た時、雪が行方不明だったり、古代くんが家庭を省みずに3年間も宇宙に出たままなんて。
受け入れがたい設定と、これまでのとは違う絵に、気持ちは冷めて行きました。
それでも、根っからのヤマトファン、「ヤマト」と名のつくものは見ずにはいられません。
ファンの間でも賛否両論、果たして復活編を自分は受け入れられるのか、気持ちの盛り上がりにかけるまま、試写会当日に。
見た感想は、一言で言うと「これもありかな」です。
つっこみどころは満載でしたが、古代くんはやっぱり古代くんだったし、CGはさすが! メカはすごいし、音楽は変わらずよかった。
改めてヤマトの音楽の重要性を感じました。
発進シーンなんて、鳥肌たちました。
過去に使われた楽曲の使用は、ずるいです。
 
見る前に感じた心配は、予想外に受け入れられたことで、消えました。
でも、これまでの作品たちとは、やはり自分の中での位置づけは異なります。
パラレルのような感じですかね。

02 MAR 2010
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ERIの報告書
ええと…。私、こんなにアニメヲタクだったっけ。おかしいな。しかも萌えの方向がどっかズレてるぞ…そうか!!!これは、「懐メロ」だ!クレしんの、「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」に出て来る「20世紀博」のノリなんだ(爆)!!
 
新作、のはずの『宇宙戦艦ヤマト/復活篇』ですが、多分こういう風に往年のファンが盛り上がってる部分が大きいんだろうと思うんですね。…だって、息子どもはファイナル・★ァンタジーやらマ★ロスやら銀★魂やらは好きだけど、ヤマトは「へーえ」で終わりだもんな(そこへ行くと新世代のファンを獲得しているマク★スはすごいと思う…)。
いやいやいや、まあそれはさておき。ブログで、「復活篇4回観に行って、3回目にはノートまで持ってって2時間ミッチリメモった!しかも4回目はそのメモの確認までした!」なんてことを書いたように思います…これは、そのメモをベースに復活篇をイヤというほど解説してやろうと言う(しかし未完成極まる)ページ。
「あらすじ」はもちろん、一緒に映画を観に行った延べ10名以上に及ぶヤマトのヲタキングたちと交換した意見などを元に、「あれはナニ?どういう意味?」という部分にまで踏み込んでみました。(おい!)
 
というわけなので、本編未観賞の方は、くれぐれも熟考の上お入りください。はっきり言って、あの映画をほとんど解説してます(ERIの主観入りまくりですが)ネタバレとか、もはやそーゆー次元じゃないです(笑)。書いてないのは「音楽」についてかな…有名だろうがなんだろうが、曲名を知らないんで(爆)。
 
でも、ここを読んで本編を見てみたいと思ってくださるなら、それもまた一興です。本編を想像で補足している部分も、多分にありますから。
 
続きは全部ぶっちゃけ感想文コーナーへ(「The Planet of Green」様内)  
18 MAR 2010
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澪子REPORT
26年ぶりの新作である『復活篇』は、私たち往年のヤマトファンにとってはうれしい作品となりました。
ヤマトシリーズの雰囲気が損なわれず、古代や真田さんなども昔の彼らに通じるところがあったので、安心して見られました。ツッコミどころが満載なのも、いかにも「ヤマト」でした。
澪子が個人的に『復活篇』で「これは良かった」と「これはちょっと・・・」の項目を各3点、箇条書きで挙げさせていただきます。
 
「これは良かった」
・“ヤマトの英雄”古代進が大出世しているのではなく、しがない外宇宙の貨物船に乗っていたこと。その落差とヤマトに戻ってきたときの復活ぶりが面白かった。
・島大介の代わりに、島次郎が登場したこと。しかも、ヤマトの航海長や防衛軍の軍人ではない役柄で、それでいて地球人類の存続のために努力している姿を見られたこと。
・下手に旧乗組員を召集してヤマトに乗り込ませるのではなく、思い切って若い新キャラを多数投入したこと。ただ、新キャラ達の態度や言葉遣い、行動に抵抗を感じる部分があったのは残念。
 
「これはちょっと・・・」
・敵勢力の設定は悪くないが、「SUS」というネーミングはNG。
・既存のクラッシックの名曲ばかりを濫発したのは、過去のヤマト作品と比べてあまりにも酷い。
・大村さんの自殺行為に等しい「信濃」での突撃は大ブーイングもの。
 
14 MAR 2010
澪子女史の本格的なreportを読みたい方は、航海班★ラウンジ
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じーくの思索
【宇宙戦艦ヤマト復活編初日に行って来ましたが 2009.12.14】
 
ま、宮川奏氏と羽田健太郎氏そして富山敬氏の偉大さを思い知らされることになったって結果だなー
 
山寺古代は かっこいい声だけど、どこかクールだし、二枚目過ぎで富山古代のどこか3枚目調な部分がまったく感じれなかったなー。
作画に関しては、真田さんが変な顔になったぐらいで年月たったことを考えれば許容範囲か。
 
一番最初にこけたのが 原案石原慎太郎ってとこね
こみ上げる笑いを抑えるのが大変だったなり。
 
新たな脅威カスケードブラックホールのBGMは マーラーの交響曲2番第一楽章の冒頭部分が使われていたけど、銀河英雄伝説がしっかり脳味噌にインプットされている人間には、そのシーンで帝国軍艦隊に襲われる同盟軍艦隊の姿がでちゃうのよー
 
どこかの雑誌のインタビューでえらそうに 銀英伝のBGMの使い方は間違ってるとかぬかしているわりに選曲がお粗末なシーンが多すぎ、
ところどころつぼにはまったシーンは あったけどね。もぐらたたきのシーンとかね。
オリジナルのヤマトのBGMの再使用についてはよくわかってるから 音楽に絵をあわせたような演出だったからね、ラストシーンは交響曲宇宙戦艦ヤマトの旧録音を思いっきりつかってたもんな
あそこはよかったよ、特に劇中で故羽田健太郎氏のピアノ演奏部分が使われてると、思わずにやりとかしちゃったしね。
徹夜明けの割に2時間20分超の長丁場、眠気が出なかったのはそれだけひきつけられていたってことだから、いいものであったとはいえる。
 
コスモパルサーの出撃シーンでは 「新コスモタイガー」(新たなる旅立ち、ヤマトよ永遠にでコスモタイガーのシーンで使われていた曲をアレンジしたものが使われてます。
でも、あの曲好きなんだけど軽すぎるから、完結編で使われたファイトコスモタイガーの方が圧倒的にしっくりいくのよね、ま、完結編のときの悲壮感とは、ちょっと路線が違うから新たなる旅立ち的なものの方を選択したってとこなんだろうね。
 
パネルの表示とかGAINAXテイスト入りすぎ
機体に乾坤一擲とか 誠とか 漢字で示すのはGAINAX色強くなるから あんましよくないのよ
あのあたりでEVA思い出した人多かったんじゃないかな
 
ま、興行的には失敗する可能性が高いかな
ターゲットを旧ファンに向けてどないすんねん
艦隊戦のシーンとか出来はいいんだけどマクロスとかに比較しちゃうと、どうしても見劣りしちゃうから独自の部分が必要だったんだけど、なんかちぐはぐな印象が強かったなー
 
2回目はもちいと余裕もって見てみます
多分見落とした部分多いはずだし
 
 
信濃で特攻しちゃった大村さん 同い年のおっさんなのよねー
あとは若い者に任せるって、特攻を潔しとする風潮教えちゃダメでしょうて、ああいう場面では死ぬことより生き残るほうがずっと難しいんだから、どうあがくかってのを示すほうが大人としての義務だと思うんだけどね。
あっさりと安直な道選んじゃだめっしょやっぱ
 
 
【宇宙戦艦ヤマト復活編の問題点 2009.12.15】
 
冒頭の段階で原案、監督共に自己主張強すぎ
西ア氏 あんたの名前は見飽きた。
裁判沙汰で疲れきったのはあのテロップ見るといかに裁判が泥沼だったかよくわかるなりよ。
 
今回のヤマト、作画は昔とは比べものにならないほどののクオリティだったし、ヤマトの動きもきれいだったし、個々の仕事はよくても監督の演出能力のなさのため、まったくもったいない仕上がりになってしまっている。
さっさと引退してしまえってーーの
 
2人の欲ボケオヤジたちのおかげで、キャラクターがまったく別物に変身してるからねー
慣れてくれば、終盤は違和感を感じなくなったなりよ。
 
この機会にN崎氏も引退したほうが、いいヤマトになると思うなりよ
古代が目立ちすぎて 他の乗組員の影が薄くなってたし、やっぱ、もっと活躍の場を与えないとね。
選曲については偏りが激しいし、演奏レベルもBGMに使える程度でサントラ買う気が失せるような部分多かったなりよ
もう少しがんばりましょうといいたいなり。
もっとほかのアニメもきちんと研究しないとヤマトの個性にならないなりよ。
 
2部もN崎が監督するんだったら、見ないかもしれないなりよ。
原作つぶすような、演出やってんじゃねーよといいたいよ。
 
18 MAR 2010
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GAIASVの独り言
一言で言えば・・・「復活篇は大賛成」です(興行的にはトホホみたいですが・・・)。
 
「ヤマト」が復活したことに、素直に感激しています。『完結編』でアクエリアスの海に沈んだ時点で私の青春も終わった気がしてました(高校1年の頃)・・・が、まさかこの歳になって「新たなヤマト」を観ることが出来るとは・・・本当に夢のよう!! 大げさかもしれませんが、生きてて良かった・・・。
西アさんを始めとする大勢の製作関係者の方々には、感謝の心でいっぱいです。
 
でも、多くの「ヤマトファン」の方々と同様、私も正直この目で観るまでは、不安でいっぱいでした。
 ・声優さんが変わって違和感はないの?
 ・キャラやメカもイメージが変わってないの?
 ・CGの「ヤマト」ってどうなの?
 ・新たに使用されるクラシックや新作の曲は「ヤマトの世界」にマッチするの?
 ・何より、本作の脚本の熟成度は? そして結末は如何に?
 
しかし・・・11月28日、幸運にもチケットをゲットした東京国際フォーラムでの「完成披露試写会」、その巨大なスクリーンに光り輝く宇宙が映し出され、懐かしいナレーションと共に「無限に広がる大宇宙」が流れてきた時には・・・もう涙が溢れて止まりませんでした。冒頭から、私の心はすっかり「新たなヤマト」の西暦2220年にワープしてしまいました。この冒頭の掴みは、他のアニメには真似できない「ヤマトワールド」ですね。「ヤマト」は単なるアニメではないのです。
 
「ヤマト」の何が素晴らしいって、やはり宮川さんと羽田さんが作り上げた膨大な数の楽曲の素晴らしさと、シーンとのマッチングですね。今回、特に『新たなる』と『完結編』から数曲が『復活篇』に転用されましたが、私は大きな違和感もなく『復活篇』に入り込めました。不思議でなものです・・・作品(シーン)が異なっても、お二方の楽曲はとてもスムーズに心の中に入ってくるのです・・・まるで「復活篇」のために書き下ろされた楽曲のように。やはり「ヤマト」のベースにはこのお二方の楽曲しかあり得ないのです。そして、旧作のシーンも思い出しつつ・・・更に涙が止まりませんでした。
 
そうです・・・宮川さんと羽田さんを超えて「ヤマト」に合う楽曲なんて、そう易々と作れるものではないでしょう。そう言う意味で、今回+αとしてクラシックを採用されたのは正解だったと思います。それも、西アさんや大友さんが入念に選択された楽曲は、私個人的にはどれもBGMとして適していたと思います。私は、クラシックに思いっきり造詣が深い訳ではなく、かといって全くの無知でもないため、「復活篇」のBGMとして非常にすんなり受け入れることが出来ました。特に、「カスケードブラックホール」、「ゴルイ」、「SUS大要塞」などは、シーンにベストマッチだったと思います。旧作の敵のテーマ曲に劣らず、印象的な仕上がりになっていたと思います。
 
そして、今回新たに書き下ろされた新曲「戦火の渦へ」は少し軽快すぎる印象を受けましたが、「ヤマト発進」と「メッツラー」については、山下さんが持ち味を存分に発揮されて良い仕上がりになっていたと思います。THE ALFEEさんの新主題歌や挿入歌と合わせ、「新たなヤマト」の世界観を十分に示してくれました。本当に生まれ変わった気がしました。
 
また、今回「ヤマト」はCGにて大幅に甦りましたが、アニメとは異なり、いろんな場面でリアリティーのある「かっこよさ」を与えられて非常に新鮮でした。効果音などが寂しくなった面は確かに否定できませんが、戦闘シーンの美しさは旧作品を凌駕していましたね。そして、「ヤマト」の装甲の異常なまでの強固さ・・・新型の防御ミサイルと合わせ完璧な守りでした。結末の「トランジッション波動砲」も合わせ、何時の時代になっても、真田さんあっての「ヤマト」なんだなあ〜と実感させられました。
 
西アさん・・・世間からも「ヤマトファン」からも色々言われていますが、「ヤマト」にかける熱意が西アさん以上の方はいないと思います。西アさんがいなければ、「ヤマト」が、そして「ヤマトの楽曲」がこの世にでることは無かったし、今回こうして「ヤマト」が新たな姿で復活することもなかったでしょう。ステージでの感極まった姿は、今でも忘れられません。
 
唯一希望を言わせていただけるなら、三部作の第一作として、地球は一旦消滅(この次元から無くなるだけに)してほしかった。そして、森雪や真田さん達が残った地球に第二作で辿り着き、第三作で復活させていただきたかったなあ〜と(個人的に)思ってます。
でもとにかく、第二作、第三作が無事に公開されることを切に願っています。
 
ここで少し不安が・・・。今回の『復活篇』での楽曲を聴いていると、『復活篇』は宮川さんと羽田さんへのオマージュ的な色合いが強いのかな・・・と感じました。また、ストーリーも最初から最後まで古代メインで強く押し通されました。もしかすると第二作以降は、楽曲もメインキャラも、大きく志向が変わってくるのかもしれませんね・・・。
 
でも、それはそれで受け入れていく寛容さが必要ですね。何があっても、「ヤマト」が大好きな少年の心に変わりはないですから・・・。
 
19 MAR 2010
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吉野御前からの封書
復活篇、ああ復活篇、復活篇……
 
と、嘆息する以外に道はなく、語る言葉も出てこなくなる程思うところがありすぎるのが、復活篇の醍醐味(?)でございます。
 
 まさか26年もたってこんなに悩まされようとは、思いもしなかったというのが本音でございますねぇ。
 もうストーリーから始まって、設定やら作画やら言い出したらキリがございませんが、とりわけ問題なのは物語でございます。
 件の「宣戦布告」やら「原案」やらはさておき、あれだけの設定をわずか二時間少々の映画にしようとした事に無理がございます。物語のあちこちには「深み」を出すための「芽」が散見されており、また十分生かせる過去のエピソードがありながら、それらすべてをスルーしてしまっている。時間さえあれば、あるいは設定をもっと絞り込めば、かなり奥深い作品にする事も可能だったでしょう。
 真っ当な脚本家と監督にさえ恵まれていればねぇ……もったいない事でございます。
とはいえ、もちろん気に入ってる部分もタンとございます。
 宣伝戦略的には如何なものかと思うアルフィーの主題歌でございますが、楽曲そのものは大層お気に入りでございますし、キャラクターも38歳「湖川」古代君の渋さにはクラクラしました。
 第一再びヤマト熱を取り戻せたのは、復活篇あったればこそでございます。
 復活篇の話をチラリと聞いたから、旧作のDVDを買う気になり、それを見たおかげで、今現在このような場所で発言させて頂けるわけでございまして、その意味では素直に感謝しております。
 
 ですので「ヤマト復活篇」は、ワタクシにとって「ヤマトファン魂復活」のきっかけであったと、ま、こういう事でございました。
 
23 MAR 2010
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月基地よりby葉月
「復活編」が出来ると聞いて、「なんだそれ?」と思ったのが素直な気持ちです。
 ヤマトは「完結編」で全てが終わったと思っていたので、それ以降のことについては考えることすらありませんでしたから。(自分の中の勝手な妄想は別ですけど)
 敢えて公式HPも見なかったし、自分から望んで「復活編」のことを知りたいとは思いませんでした。
 それでも、公開が近付くにつれて嫌でも関連することは目にも耳にも入ってくる。
 そんな時にTVCMを見てしまったのが運の尽き・・・。
 
 ああ〜〜〜!やっぱりヤマトはカッコいいよぉ!!
 
 いろいろな葛藤が(大げさだけど)ありながらも、映画は結局2度見ることになりました。
 1度目はどこか呆然と。2度目は1度目の補填をするようにしっかりと。
 鑑賞後、2度とも軽い頭痛がしたのは何故でしょう?
目の疲れからくるような・・・そんな痛みでした。力が入りすぎたのか、身体はガチガチだし。
映像が綺麗過ぎて視神経がやられてしまったのでしょうか。いや、疲れた・・・
 
 「復活編」は。
 最終的には突っ込みどころ満載で楽しかったですが、やっぱり私には“別ヤマト”です。
 38歳の古代君はそれなりに素敵だし、新ヤマトメンバーのキャラも結構気に入って好きではあるのですが、どうしてもこれまでの「ヤマト」との繋がり(ストーリー上のものではなく)が感じられなくてそんなところが受け入れにくい。
 せめて加藤四郎から小林にCT隊ユニフォームが渡されたというエピソードが削られずに使われてたらなぁ・・・。そうじゃなきゃ、彼だけが「矢印」を着ている理由が分からないし!
 などとぶつくさ言い、でかでかと出てくる某N氏のお名前と、「なんでまた?」と言う気がする某知事のお名前を拝見したときの脱力感も手伝ってのことかも知れませんが。
 「ヤマト」だけど「ヤマト」じゃない。
 
 見て良かったとは思います。
 続編があることが分かって口が開いてしまいましたが、それはそれで楽しみです。
 いろんな意味で新しい「ヤマトワールド」です・・・ね?

23 MAR 2010
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秋本の親書
ご縁あって、本日のお祭りに参加させていただけることになり、先程まで堪能してきました。
(A様、どうもありがとうございましたー)
 
正直、新作には超!懐疑的だったのですが、私はこれはあり!!です。
面白かった!
(ので、早速こんなものを書いているわけです)
ツッコミどころがないとはいいません(笑)。
イデオンっぽいキャラデザなこともあり、ある意味別物というか、しかし軽薄な今風の作画でなくて、すんなり見られます(微妙に古さもとい懐かしいところがよい)。
真面目に作ったことが感じられます。
 
中年もとい働き盛りの古代、アップになると、なかなかいい男です。
おやじ太助はすっげえ撫で肩です(個人的には、ベルト?の上にハラの肉が少し乗っていてほしかった)。
さだださんは、美形でないかっけ〜おじさんでした。
次郎は地味だかかなりの美形でした(うんうんよく育ってくれた(^^)v)。
今時?の娘さんのマホちゃん、ええチチしとります。
娘のミユキちゃん、ええ足しとります。
派手な主人公顔で主人公声のカミジョウくん、なぜか微妙に地味です。
今時の男の子の優等生系サクライくん、タツノコPVのアラシ・サクライくんに似ているので、どうも気になります。
戦闘機にも乗るコバヤシくん、マヲウの刑事(イクタ・トーマ)くりそつで気になります超(すごくかわいい(*^_^*))。
 
おいおい私は何ヲタだ。
メカもなかなかいいです。
敵メカが特にいい。
新型機コスモパルサーは、首肩のあたりがフランカーっぽくて、そのあたりが出るたびにワクワクしました♪
機動もそんな感じでうっっとりです♪あーまた生フランカー見てえ!
(おいおい何ヲタだパート2)
すんごいエンジンが強そうです。
 
分かりやすくてネタばれしそうにないところを書いてみましたが、話も面白かったですよ。
少なくとも、私は完結編よりずっと面白かったです。
 
試しに見てみようかなって方、どんどんご覧ください!
 
 
あえて言うと、私は音楽は不満でした。
しょうがないのかなあ、とは思いますが……。
クラ系音楽を好きな方は、ちょっと要注意だと思いますが、まあ人それぞれだし(私は銀英伝の使い方も苦手なので、許容範囲は狭いほうだと思います)。
『皇帝』のあたりで本格的に音楽に飽きました。
落し所としては、しょうがないんでしょうけどね…(くどい)。宮川さんも罪なお方です。
 
しかしチャイコ編曲大いなる愛は笑えました(いい意味で)。
 
皆様と大盛り上がりにもっとお話したかったのですが、別件のため戦線離脱です。
後でサイト巡回してお邪魔しまーす。

28 NOV 2009
 
 
昨日、ようやくスラヴ舞曲の呪いから逃れられました。
 
 
意味を知りたい方は12日以降に映画館にGO!
(イヤラシイな〜(^▽^;)
 
《ネタバレ注意!》
 
 
なんでタージ・マハルでブルーモスクでスラヴ舞曲なんだよ。
 
思いっきり仮想敵国を勘繰っちゃったよ。
 
02 DEC 2009 Pierrot Lunaireより
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Tackeの酔言
 ♪青く輝く海原越えて♪宇宙へと旅立っていった、幻の戦闘空母『ブルーノア』が、久々にスクリーンを翔けておりましたっす。
 でも、あの艦の艦橋形状と砲塔配置は、どことなく『ヤマト2520』を思い出させて。
 
 
 ドカ雪の舞う中、場末のシネコンを出た後に、『復活編』は『2520』のスピンオフ企画だと思ったのは、あたしくらいでしょうか。
 と申しますのも、あたしゃ、実の所『復活編』に対するスタンスが未だはっきりとしないのです。『復活編』の位置付けを一般的な『ヤマト〜完結編』の時系列に置くべきなのか、それとも『2520(=西崎ワールド)』に置くべきか、という点で。
 ふつうのヤマトファンの方でしたら、このような視点で悩むことは無いと思うのですけど、どうもあたしゃ割り切れなくて、今宵もまた、激安焼酎の空瓶をひたすら積み重ねております。
 時代は既にVHSからDVDに移り、DVDすら時代遅れになりはじめましたけど、そんな中でも未完のまま、ファンからも忘れられかけている異端児『2520』に未練が残っているのでしょうかねぇ、あたし。
 
 ただ一つはっきりしているのは「完結編」の延長線上としての『ヤマト復活』という形ではなく、『2520』時系列における、第2代ヤマトの『Re-Birth(再生)&発進編』であると明確に謳った上で『復活編』を公開していたなら、あたしの悩みもすっきりするのだけど、ということです。
 
 こちら(=『2520』)的時系列を解釈しますと、2代目ヤマト2220は『Re-Birth(再生)』編。時代を経て17代目ヤマトは不慮の敗戦で惑星リンボスに沈み、18代目ヤマト2520は、歴代ヤマトの記録(データ)と記憶(艦長シマ(笑))を受け継ぎ『Re-Birth』する−ことになりますけど、こちら時系列に乗った方が、諸所で論議のあった多少の(!?)玉砕シーンや艦隊壊滅シーンの存在も含めて、納得できるのではないかと思います。 なにせ『2520』では、艦隊戦で互いに波動砲(もどき)を打ち合ったあげく惑星破壊するような悲惨な描写が、宮川センセによる「ヤマト最終編曲」の流れる中、当然のように続いていました。ちょっと脱線しますけど『復活編』の音楽も、既存楽曲&クラシック曲を流用するよりも「パイレーツ・オブ・カリビアン」的ヤマト楽曲アレンジもありだったのでは、と思いますケド−さあさぁもう一杯いかが?
 
 それに『復活編』を観たときに感じた第一印象『4クールの脚本と3クールの映像を2時間にまとめた』ような、もどかしさといいますか、あまりに舌足らずの描写と、新たなキャラが立っていないというか役割の不明確なままであったこともまた、OVA『2代目ヤマト2220』の構想案やパイロットフィルムを元に切り刻んだ結果だとしたら−あくまでも仮定といいますか妄想の領域ですけど、あたしの中では、説明がつくかもしれません。
 
 ちなみに『復活編』では、かつての主役級は古代進・真田志郎・佐渡酒蔵・アナライザー・徳川太助のみ登場します。その他大勢いた乗組員も、かつての敵対者も一切登場しません。つまり、こちら世界の銀河系にはボラーもガルマンも存在せず、『2520』同様に、全く別の文明圏が構築されているのです。
 
 ついでにと申したら語弊があるかもしれませんが、森雪(ユキ)も未登場です。故に、古代君の妻「古代雪」と「森雪(ユキ)」はイコールとは限らないのですっ!(おいおいっ)。もしかしたら、こちら世界では−古代君が森雪以外の『雪』という女性と結婚−しているかもしれませんzo(笑)
 
 これぞ、パラレルワールドの醍醐味と申しますか、真骨頂でしょうけど−あんた、また飲んだくれてるのっ!☆殴★ドカバキグシャ☆(某Eさま風→ですけどWikiによりますと『2520』における『ブルーノア』の設定に「改修を続けて300年以上使われてきた」とありましたので、こちら時系列では、丸焦げ(笑)になったあとも放棄されず、回収&改修され続けたことになります)
 
 
  ・・・斯様に、文章も未だ支離滅裂でございます。
魔だ魔だ迷いとアルコールの世界から抜け出せないままのTackeでございました<(_ _)>。
 
追記。つぶやきメールの種稿からここまでで没稿3本目でございます。
   名編集者さまにはほとほと感謝の極み。ぽとすさまに、乾杯(^^♪
 
02 APR 2010
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木茅日誌
「げっ」
PC画面を前に本当にそうつぶやいた。
『復活篇』始動の記事を目にしたときである。
「……勘弁してくれよ」
申し訳ないが、それが正直な感情だった。
 
あのアクエリアスの海に、静かに眠らせておいてほしい。
もう、彼らは、じゅうぶんに戦った。悲しみも背負いきれないほど味わった。
それなのに、尚も彼らに試練を与えようというのか。
 
十代の多感な時期だったからこそ、だった。
突っ込みどころ満載の矛盾だらけな展開であろうが、特攻賛美といわれようが、確かに私は彼らとともに宇宙の彼方への航海を経験し、何かをもらった。
胸ときめく高揚感とともに、身を千切られるような哀しみも味わった。
それらは私の中のどこかにしまわれ、小さくひっそりと息づいて今日に至っている。
 
年月を経て、大人になった今、それをひきずり出されることに耐えられるだろうか。
あるいは、当時から良い方向にも悪い方向にも話題に事欠かない某氏である。
出来上がったところで、脱力モノの箸にも棒にもかからないシロモノかもしれない。
しかし、それはそれでまた、耐えられない。
「……勘弁してくれよ」 である。
 
ヤマトと正面から向き合うのは、なかなか億劫なことだ。
なにせ、怒り出してしまうのである。
しかもその振り上げた拳の持って行き場が無い。
怒りのあまり、どうかするとヤマトそのものを放り投げてしまいたくなることさえある。
思い切って投げ捨ててしまえたら、どんなにスッキリすることだろう。
実際、数年前まで私はヤマトをある意味投げていた。
思春期の頃に受けた衝撃と溜め込んだ怒りをうやむやのままに、よき思い出としてごまかしていた。
そのまま、ごまかしたまま、『復活篇』を観ていたら、苦笑いの一つでもして終わっていたと思う。
 
しかし、時は人生何度目かのヤマトマイブーム真っ最中。
ごまかしてはいけない。投げ出してはいけない。
彼らの気持ちに寄り添うことで、この怒りとやるせなさの落着きどころを見つけたい。
そんなふうに思わせてくれる物語たちとの出会いをきっかけに、何とかしたいとジタバタしていた。
そこへ降って湧いた『復活篇』である。
 
拒絶、逡巡、悶え、迷い、否定、あるいは肯定、許容、そしてまた拒否。
でも、観ずにはいられない自分。
なんとヤマトとは罪作りな存在であろうか。
 
と、文句やら愚痴やら期待やら諦めやらを口にしつつ迎えた試写会当日。
 
それは、ヤマトだった。
いや、受け入れがたい部分は多々あった。
おそらく一生かけても納得できないセリフもあった。
なんだかわけが分からない展開もあった。
なんじゃらほいと脱力する場面ももちろんあった。
 
でも、でも、あのアクエリアスの氷塊を破り発進するヤマト。
あの姿を見た瞬間、すべてが吹き飛んでしまう自分がいた。
祈るような気持ちでヤマトを見送る自分がいた。
……我ながらなんて単純な奴。
 
「ああ、ヤマトだなぁ」と思わせる場面が、そこかしこに散らばっていた。
しかし、その瞬間が過ぎると、むくむくと疑問や不満が沸いてくる。
理不尽さや相容れない考え方に、なんじゃそりゃ!と抗議の声があがる。
だ〜か〜ら〜、と説教すらしたくなる。
現実世界は、年末年始の上に仕事までも勝負の時を迎えつつある繁忙な日々であった。
にもかかわらず、ふと手を止めて、あの世界に思いを馳せぼんやりとしている。
どうしてなんだろう、なぜなんだろう、どう考えたらいいんだろうと、なけなしの頭で考えている。
いい年して、なにをやっているんだろう。
 
『復活編』。
それは、こんなにもヤマトにこだわれる自分を再発見させてくれたものだった。
思うことはたくさんある。いっぱいある。山のようにある。
けして肯定的なものばかりではない。正直なところ、否定的なことのほうが多い。
それらの思いを呑み込むのに必要なこれからの年月と面倒を思うと、うんざりしないでもない。
けれど、楽しんでいる自分も確かにいるのだ。
思えばそもそもヤマトとは、怒ったり呆れたり泣いたりさせる作品だった。
でも、好きで好きでたまらない。そんな矛盾をはらんだ罪作りな存在がヤマトなのだ。
ちらちらと見え隠れしていた旧来のヤマトを彷彿とさせる場面。
それらを拠りどころに、私なりの『復活編』をゆっくりと組立てていこうと思う。
 
「お父さんはヤマトに縛られているの」
そんなセリフがあった。
美雪ちゃん、それはお父さんだけじゃない。私もだ。
 
13 APR 2010
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